こんにちは!たりょちです!(@taryoti08)
日本発の仮想通貨のモバイルウォレットであるGinco(ギンコ)は柔らかいインターフェースで使い心地は正直良いと思います。
しかしモバイルウォレットであるGingoってなんなの?
結局安全なの?危険じゃない?という疑問のお持ちの方もいると思います。
この記事ではそんなあなたに
- Gincoってどんな特徴があるの?
- Gincoって安全なの?危険じゃない?
ウォレットを利用する上でセキュリティは大事ですよね!しっかりと解説していきます。
もくじで内容を確認!
Ginco(ギンコ)ってどんな特徴があるの?
Gincoのインストールはこちらから
運営会社
2017年に設立した株式会社Ginco(Ginco.inc)が運営しています。
会社名 | 株式会社Ginco(Ginco.inc) |
設立 | 2017年12月21日 |
資本金 | 1000万円(資本準備金含む) |
事業内容 | 仮想通貨ウォレットアプリGincoの企画・開発・運用 |
所在地 | 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15−10 MAC渋谷ビル8階 |
まさにこのGincoを作り運用する為に設立されたと言っても過言ではないですね。
その他にも
- ウォレットサービス開発
- 仮想通貨マイニング事業
- コンサルティング事業
- イベント・メディア運営
と手広く事業を行っており、今後仮想通貨の普及に向けて取り組んでいるみたいです。
Ginco(ギンコ)とは?
「お金は銀行で、仮想通貨はGincoで」というキャッチコピーで仮想通貨の銀行を目指しています。
つまり仮想通貨を銀行のように預けられるようなアプリを目指しているといったところでしょうか。
アルパカ君
たりょち
取り扱い銘柄
- イーサリアム(ETH)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- オーガー(REP)
- DigixDAO(DGD)
- トロン(TRX)
- オミセゴー(OMG)
- ゼロエックス(ZRX)
- イオス(EOS)
- カイバーネットワーク(KNC)
- ジリカ(ZIL)
- ステータス(SNT)
- Decentraland(MANA)
この時点でかなり有能なモバイルアプリだと思います。
今後対応予定銘柄
- モナコイン(MONA)
- リップル(XRP)
- ネオ(NEO)
- リスク(LISK)
順次上記銘柄も追加され最強になります。
今後法定通貨も入金できるようになるみたいですね。
Ginco(ギンコ)って安全?セキュリティは?
アルパカ君
たりょち
1番気になる部分ですよね!
仮想通貨取引所に預けておくリスクを考えるとGincoのウォレットに入れておくことで、ある程度GOX(盗まれる)リスクは軽減出来ると思います。
実際Gincoのセキュリティはどうなのか?
Gincoは「クライアント型方式」を採用しています。
クライアント型方式とは?
クライアント型ウォレットとは、秘密鍵と呼ばれる、ご利用者様一人ひとりに割り当てられる資産の認証コードを、開発会社のサーバ内にて集中的に保存しないタイプのウォレットのことです。すなわち、資産を完全にコントロールする権利を、ウォレットの開発会社でなく、ご自身の手元で管理することができます。一部HPから引用https://ginco.io/
クライアント型ウォレットは自分のスマートフォンのみにウォレットへアクセスする秘密鍵を付与することで、集中型ウォレットやウェブウォレットなどと違い、外部からのハッキングやアクセスにより資産を失うリスクが低減出来る点がメリット。
集中型ウォレットやウェブウォレットは例えば仮想通貨取引所のウォレットと思えばいいでしょう。
またこのクライアント型ウォレットはユーザー同士の送金も行うことができ、取引所からの送金よりスムーズで安全であることが特徴です。
セキュリティはどうなの?
先に挙げた「クライアント型ウォレット」によって外部から悪意ある第3者からのアクセスを防ぐことができ、秘密鍵(自分のウォレットにアクセス出来る権限)を自分のスマートフォンのみに付与し、セキュリティを高めています。
これによりセキュリティは比較的高いと感じますね。
セキュリティ部分をまとめると
セキュリティまとめ
- クライアント型ウォレット採用
- 通信時全てSSL/TLSで暗号化
- SSL/TLSに加え、Gincoのサーバで独自の認証方式を取り暗号化
通信する際は二重で通信の暗号化を行っているみたいですね。
Ginco(ギンコ)の危険性
Gincoのセキュリティについては紹介しましたが、利用する上での危険性も知っておく必要があります。
大事なことなので少し長いですが気になる方は参考にどうぞ!
あなたはbacoor(バコオアー)が公開している「HB Wallet」事件をご存知でしょうか?
参考
HBウォレット盗難被害状況報告と再発防止策bacoor
HB WalletもGincoと同じようなモバイルウォレットです。
同じく秘密鍵をユーザー自身の端末に保管する方式を採用しており、サーバーへのハッキングによる盗難被害は起きない。とうたっていました。
しかしハッキング事件は起きてしまいました。
この事件ではユーザーのイーサリアム(ETH)など約6000万円相当がハッキング被害にあった大きい事件です。
結末を話してしまうと犯人はbacoorの退職した元社員。
内容は「Google Play Store」にアクセスするAPIキーを保存した端末を退職した社員から返却、初期化していた為APIキーは持ち出されていないと思っていたそうです。
しかし社員は不正にAPIキーを持ち出し、秘密鍵がなくてもアクセス出来るパスフレーズ(復元キーの12のフレーズ)を利用しハッキングを行った。
結果ユーザーの仮想通貨は盗まれる形となりました。
正直防ぎようはいくらでもあったと思いますが、起きてしまった事実は変わりません。
このような事件がGincoで起きないと断定は出来ません。
今回は社内で起きたことですが、もう一つ注意するべきことがあります。
まず思い出していただきたいことが「Gincoはユーザーの端末(スマホなど)でしか秘密鍵は扱えないとする」という点。
スマホ自体がハッキングされたらどうでしょうか?
スマホ自体にハッキングされたらどうなるかはわかりませんが、Gincoへのアクセスも出来るかもしれません。
私たちで出来る対策は復元キーである12のフレーズをスマホ内で保存せず、ペーパーなどに書いて保存するということ。
スクリーンショットで保存はオススメしない理由がスマホへのハッキングリスクがあるからですね。
しかし相応のリスクもあることを肝に銘じて利用するようにしましょう!
ウォレットでいえばハードウォレットである「レジャーナノS」が最強です。
この機会に資産がかなり多い人は1つ準備しておくことをオススメします。
Ginco(ギンコ)は結局安全?危険?
安全か危険かなんてユーザーの価値観で一概に変わってしまいます。
ギ○コは個人的に黒認定。ウォレットアプリは怖いですからね。
— マナ@仮想通貨 (@1000crypto) 2018年6月21日
界隈で有名なマナさんはGincoに否定的ですね。
Gincoはエアドロップ等イベントも盛んで、Gincoに入金するとBCHがもらえたりと普及活動をしっかり行っていますので、それなり普及して利用者も結構いると思います。
現状私たりょちはインストールはしていますが利用はしてません。
セキュリティが~危険だから~安全性が~ということでなく単に利用していないだけです笑
利用する機会があれば普通に利用すると思いますよ。
そんな大金いれて心配・・・という方はいますぐ回れ右してすぐにハードウォレット買いましょうね!
Ginco(ギンコ)のこれから
ロードマップではこれからの道筋もしっかりしています。
- GincoはDEX(分散型取引所)を目指し、ウォレット内での仮想通貨取引が出来るようにすること。
- DAppsプラットフォーム搭載により様々なブロックチェーンゲームやアプリに対応していく。
- 法定通貨の入金に対応
- Ginco正式版としてBTCの取り扱い開始。(これは取引ということかな?)
将来Gincoトークンが出来そうな気がしてならない・・・笑
正直見やすいインターフェースでつい使いたくなるようなデザインなんですよね。
これからもっと使いやすくなっていき、ウォレットの定番になるのではないでしょうか?
ただ利用するリスクだけは頭にいれて使いましょうね。
大金を入れるのはハードウォレットだけにしておきましょう!
仮想通貨取引所に置いたままにしておくのはもちろん”ナシ”ですよ。
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