こんにちは!たりょちです!(@taryoti08)
今回はロジクール様から2018年9月20日から新発売の『Astro A40 TR ヘッドセット+MixAmp PRO TR』を提供して頂きましたので徹底的にレビューしていきたいと思います!
このゲーミングヘッドセットはもちろんPS4対応であり、7.1ch対応の最強ヘッドセットです!
僕が行った設定方法や配線の方法も一挙公開しますのでよろしければ参考にどうぞ!
この記事では
- 商品説明
- 同封物紹介
- 設定方法解説
- 配線方法解説
- 実際に使用した感想
- メリット・デメリット
ちなみにプレイ環境はPS4+レインボーシックスシージです。
たりょち
もくじで内容を確認!
『Astro A40 TR ゲーミングヘッドセット』の特徴って?
eスポーツ・動画配信者などゲーム業界でプロとして活躍されている方々向けの最高峰ゲーミングヘッドセット。
もちろんプロだけでなく、様々なシーンでゲームを楽しむユーザーへも素晴らしいオーディオを再現してくれる優れものです。
特徴を要点にまとめましたのでどうぞ!
PS4でも7.1ch対応の最強サラウンド
1番の特徴はこれですね!
DOLBY7.1サラウンド対応で俗に言う7.1ch対応のゲーミングヘッドセットです!(+MixAmp接続時)
更にPCでも切り替えにより使用可能。
巷では7.1ch対応のヘッドセットっていっぱいありますよね・・・
しかしほとんどPS4には対応していないと思って下さい!
PCでは7.1chで利用出来るかもしれませんがPS4ではほとんど利用出来ません!
7.1chとは?イチから詳しく解説している記事はこちらから
PS4で7.1chのサラウンド環境を実現するには中々大変なのです。
しかし『Astro A40 TR ヘッドセット+MixAmp PRO TR』であれば簡単に実現出来ますよ!
しかも動画配信者にも嬉しい機能として、ストリーミング視聴者にもDolby品質のオーディオをお届けすることが出来ます。
高いカスタマイズ性
ヘッドセット側面カバーを取り外し、左右入れ替えることでマイクを左右で付け替えることが出来ます。
これ地味にすごい機能ですよね!
またイヤーパッドも取り外すことができ、別売りの(合成皮革のノイズキャンセリングイヤークッション+ボイスアイソレーションマイク+パッド付きヘッドバンド+クローズドバック スピーカータグ)がセットになったMOD KITに対応しています。(カスタムパーツの類)
これにより自分好みのカラーや素材などを選びカスタマイズ出来る点は他のヘッドセットにはない良い点ですね!
例えば耳のイヤーマフが気に入らない、ここだけ変えたい!と思っても普通のヘッドセットでは本体ごと変えるしか方法がないのですから。
下記の商品はブルーですが、レッドやグリーンもあります。
かなりかっこよく仕上がっており、各パーツも変わっていますので一度確認してみてはいかがでしょうか!
USBサウンドカード機能
ASTROが先駆けとなった機能です。
ゲームと音声のバランス調整によってプレーヤーが行うボイスチャットに対するゲームオーディオの割合を簡単に調整出来ます。
長時間使用時の快適性
柔軟な軽量素材とクロスイヤークッションにより、ヘッドセットによる疲労感がなく長時間の利用が出来ます。
実際に装着してみてもストレスなく頭を包み込む感じです。
いかがでしょうか?
実際の使用感について後述していますのでそちらを参考にして下さいね!
たりょち
『Astro A40 TR ヘッドセット+MixAmp PRO TR』開封していくよ
箱の外観です。
もう既に漂う高級感w(僕が持っているヘッドセットの中でも最高級)
外箱を外すと今度はまた高級そうな箱が!
光の照り具合で絵が浮き出てくる加工がされています。
真ん中のテープを上に引く構造ですね。
テープを引くと観音開きのように箱を開きます!すると・・・出ました~!!
ヘッドセットとご対面です!!
右側の小さい箱の中身はこちら
パッケージ内容
- A40 TRヘッドセット
- A40 TRマイク
- ASTROスピーカータグ
- MixAmp™ Pro TR
- A40 TRインライン ミュート ケーブル(2m)
- TOSlink光学ケーブル(3m)
- micro USBケーブル(3m)
- デジタル デイジーチェーン ケーブル(0.5m)
あとは保証書・取扱い説明書類ですね!
一刻も早く使いたくて写真とか撮らずにゲームをしていたものですから後からケーブルをちまちま巻いてますw
巻き方が雑なのは許してください・・・笑
Astro A40 TR ヘッドセット
ヘッドセットの重量は360グラム。
持ってみた感じは重くもなく軽い!っというものでもなくちょうどいいバランスの重量です。
イヤーマフ部分は回転し、首にかけた時もストレスフリー構造。
更に画像で見てもわかる通り、カバーが左右それぞれ外れます。
カバーはマグネット式で簡単に外れる構造であり、マイクを左右好きな方に接続することが出来ます!
ユーザーシビリティに優れ、高いカスタマイズ性がうかがえますね!
イヤーマフ部分のカバーを外した拡大画像
ため息が出るほどの美しさですね・・・w
写真では伝わりませんがかなりの光沢感でテンションがあがります!
こういう隠れた場所も気を抜かないところがオシャレですね。
マイク部分の拡大画像です。
マイクは自分の好きなように曲げることが出来る素材で、好みの角度や距離に合わせることが出来る優れものです。
MixAmp PRO TR
このゲーミングヘッドセットの核と言えるアンプです。
このMixAmpこそが7.1ch対応のサラウンドを生み出しています。
詳細を見ていきましょう。
まずMixAmpのボタン配置について。
- 主音量が全体の音量調整を出来るダイヤル。
- 下のダイヤルがゲーム音量・ボイスチャット音量のバランスを調整出来るダイヤル。
- イコライザ設定は音声の特徴を変えることが出来るボタン。
- サラウンドモードは音声のサラウンドをON・OFF出来るボタン。
推奨は画像の様に左上に赤リングのLEDがある場合のAstroモードです。
色々切り換えてプレイしましたが、正直Astroモード以外での使用は考えなくていいかもしれません。
続けてMixAmpの前面接続部分
主に利用するのは左から2番目のヘッドセット接続端子。
MixAmp後部の接続部分です。
主に利用するのは『OPTICAL』『USB』オプティカルは光デジタルケーブルを接続する場所であり、USBは言わずもがなUSBケーブルを接続する場所になります。
たりょち
モード
電源ボタンを見て頂くと赤色のリングで囲まれていると思います。
これはコンソールモードというPS4などを使用する際に使うモード。
基本は赤色で使用します。
しかし、設定や調整する際はPCで行います。
よってPCモードに切り替える必要があります。
上記画像のように電源ボタンのLEDが白色になりましたね。
これがPCモードです。
切り替え方法としては電源ボタン長押しで切り替わります。
簡単ですねw
同様にコンソールモードへ戻す場合も電源ボタン長押しで戻すことが出来ます。
各種設定
なにもしなくても利用出来るのですが、性能を最大限発揮するには設定が不可欠。
設定方法を順番に説明していきます。
PS4側の設定
光デジタルを利用しないもの、USBをそのままPS4に接続しプレイ出来るヘッドセットでは必要のない設定です。
しかしMixAmp PRO TRは光デジタルを利用し、ボイスチャット音声についてはUSB側から出力する為、PS4側もそれに合わせた設定を行う必要があります。
まずは音声の出力方法を変えていきましょう!
設定から『周辺機器』を選択
『オーディオ機器』を選択
『ヘッドホンへの出力』をチャット音声に変更します。
すべての音声かチャット音声の2択なので迷うことは無いと思います。
これにより光デジタル信号とボイスチャット音声を切り分けすることができ、ゲーム音量とチャット音声を個別にバランス調整出来るってことですね!
続けて音声をサラウンド設定にしていきます。
設定から『サウンドとスクリーン』を選択します
『音声出力設定』を選択します
『ビットストリーム(Dolby)』を選択し完了です!
※この画面でなく『主に使用する出力端子』という項目になった方の為に簡単に説明します。
「主に使用する出力端子」を選択→「光デジタル出力」を選択→「DolbyDigital 5.1ch」にチェック→OKを押し「音声フォーマット(優先)」を選択しビットストリーム(Dolby)を選択し完了です!
僕は光デジタルに対応していないスリムタイプのPS4を利用している為その項目が出ないのかもしれません。あくまで参考程度に。
MixAmpの設定
- 電源ボタン→コンソールモード(赤色LEDが周りを囲っている状態)
- サラウンドモード→ON(赤色LEDが周りを囲っている状態)
- イコライザ設定→Astroモード(赤色LEDが左上にある状態)
PCを利用した詳細なイコライザ設定について
PCとMixAmpをUSBで接続し、詳細な設定が可能です。
僕も詳しくないのですが行った設定をご紹介しておきます。
まずPCに設定用の「ASTRO Command Center」をダウンロードする必要があります。
下記リンクからどうぞ!
ページに飛ぶとこの画面になり、ようこそアストロへ!と出てきますが×マークで閉じてOKですw
PCダウンロードというボタンがあるのでそこからインストールしましょう。
MACはそのボタンの下にMACダウンロードがあるのでそこからダウンロードしてください。
設定する際にはMixAmpとPCをUSBで接続し、MixAmp自体をPCモードに変更してください。(電源ボタン周りが白色LED)
これが初期の画面です。
特に不満を感じていない為まず初期状態の設定で利用しています。
真ん中のマークがモードの4種です。
こだわりがなければASTROモードでいいかと思います。
これはマイクのモードです。
デフォルトではマイクのモードはホームになっています。
デフォルトの「ホーム」や「トーナメント」はノイズゲートが強く、音声が途切れてしまう症状が起きてしまいます。
巷で言われる音声が途切れるんですが・・・という相談の理由はこれにあると思います。
そもそもノイズゲートとは主に雑音の低減を目的として一定レベル以下の音声信号を減衰するエフェクターです。
しかしながら突発的な雑音や目的の音と重なる雑音についてはこの効力を発揮しないようです。
MixAmpは性能がいいのでしょう、ノイズゲートもしっかり行ってくれます。
特にトーナメントは主に大会などを想定した利用で、周りの音が大きいのを想定している為ノイズゲートがかなり強くかかります。
騒音の少ない環境で利用すると音声が途切れるようになるのでしょう。(僕はこの症状が出なかった為あくまで憶測です)
通常利用であれば『夜』または『ストリーミング』で利用することをオススメします。
あとのストリームポート設定は音量変更のみですのであまり気にしなくて良いです。
デフォルトモードはMixAmpに電源が入った際にPCモードで立ち上げるのかコンソールモードで立ち上げるのかデフォルトで設定出来る項目です。
好みで設定を変更してくださいね。
配線方法
利用環境がユーザーによって変化します。
主なユーザー想定としては
- PS4PRO(スリム以外)利用のユーザー
- PS4スリム型利用でテレビに光接続端子があるユーザー
- PS4スリム型利用でテレビに光接続端子もないユーザー
この通りに追加して購入するものもなく簡単に始められます。
続いて簡単なのが光デジタル端子がないPS4スリムタイプでもTVやモニタ自体に光デジタル接続端子が付いている場合。
PS4PROの配線方法と比べてもと配線方法を変えるだけで利用が出来ますね。
PS4スリム型でTVやモニタにも光デジタル接続端子が無い方。
かなり面倒です。
僕もこのPS4スリム型利用でモニタに光接続端子が無い為、利用するまで苦労しました。
まずこの環境の方は追加で購入するものが必要になります。
HDMIスプリッタを接続する必要がある為、まずHDMIケーブルを追加で1つ必要になります。
もう一つかかせないものがHDMIスプリッタですね。
PS4 PROにはあるんですが、PS4スリムタイプでは光デジタル端子がないんです。
なので音声と光デジタル信号を分離するHDMIスプリッタが必要になります。
合計2つは必ず追加で購入する必要があります。
僕はアマゾンで評価も高いこのHDMIスプリッタを購入しました。
レビューでも同様な利用方法をとられている方も多く、実際にこの商品を利用してヘッドセットを利用しているのでオススメです。
PS4スリムタイプの方で光デジタル信号を利用する商品を購入予定の方であればHDMIスプリッタはもはや必須です。
同じくHDMIケーブルも必要なのでかなり安価で評価もよかった為合わせてこちらも購入しました。
しっかり配線等行えばどの環境でも使用できる為大丈夫ですよ!
面倒ともいいましたが、慣れている方であればすぐ出来そうですねw
実際にAstro A40 TR ヘッドセット+MixAmp PRO TRを使用してみて
たりょち
僕がいつも愛用しているPS4純正ワイヤレスヘッドセットと比べての使用感をメリット・デメリットを分けズバリ評価していきます。
音質
メリット
控え目にいって最高です。
これはものすごい重量感のある音質であり特に重低音の響きがいい。
レインボーシックスシージで最初にムービーが流れますよね?
あのミシンでガタガタしているところですw
そこの時点ですぐ音の違いに気づきます。
簡単に言うと映画館の音、重低音です。これはもうはっきりいってすごいです。
かといって高音のカンカン響きはなく、すんなり耳に入り心地よい。
ゲーム音量とボイスチャット音量がバランス調整出来る為、音に幅が増えました。
デメリット
音質については純正ヘッドセットに比べるとなにもデメリットを感じません。
全方位で音質はASTROの勝利です。
プレイ中は?定位性について
メリット
まずテロハントをかなり回しました。
色んな角度から挟まれたかったのでハードで回したのですがその前に気づくことがありました。
銃を撃った際に「えっこんな薬莢の音した!?」
いままで気にもしてなかった銃を撃った際の薬莢のカランカランという音がハッキリ聞こえます。
細かい音もより聞き取りやすくなっているんですね!
距離や部屋、足音の材質、何人程度いるか?というものがかなり聞き取りやすくなりました。
よって待ちエイムすることが多くなりイージーキルが取りやすくなったと感じます。
実際にランク等回しましたが、極限状態での些細な音の聞き取りやすさや今どの辺にいるか?ということが把握しやすくなったことでアドバンテージを感じました。
要は決め打ちや待ちエイムをする機会が増えたよ!っという話。相手より優位にゲームを進められる感じはかなりします。
デメリット
定位性について2Fにいるか3Fにいるか?それが分かるのか?ということはFPSの課題ですよね。
正直ASTROヘッドセットをもってしても確実に1Fや2F3Fの聞き分けは出来ません。
限りなく2Fにいるだろうな・・・これは1Fだな・・・というのは分かります。
ただ断定は出来ないレベル。という感じでしょうか。
床の材質や2Fでの足音の感じはかなり特徴が出て聞きやすくなっている為純正よりは間違いなく判断はしやすくなっていると感じます。
長時間での使用感
メリット
長時間ヘッドセットを使用した感じで純正と比べて特に軽いと思わずそこに関してはすごい!と感じることはありませんでした。
もちろん軽さ・装着感共に素晴らしいのですが純正と比べるとハッキリとした差はなかったかな・・・という印象。
これはカスタムパーツであるMODKITで少し改善出来るのかなぁとも思います。
デメリット
正直長時間装着した感じは純正の勝利です。
純正のヘッドセットは本当に軽く、A40より軽いです。
あとはA40のイヤーマフ部分は密封型でない為音漏れがすごいですね。
友人に『純正では音漏れなかったのにA40は音漏れがすごいね』と言われる程度。
これもカスタムのMODKITで解消出来ると思います。
その他感じること
メリット
この音質とプレイ時の安心感を覚えるともう他のヘッドセットに戻れないという程素晴らしい商品です。
あとは地味にイヤーマフ部分が回転するのは首にかけた時に楽ですね。
マイクの位置が左右変更出来るのもいい。
後はこのヘッドセットでプレイすることになりより自分のテンションがかなりあがります。
色々な配線、アンプなどガチ感が半端ないですねw
デメリット
まぁなにより僕が思うデメリットはワイヤレスでないところ。
それぐらいですね。
ゲームの休憩の際、スクワッドにいるメンバーと話しながら麦茶をついだり、遠くのモノをとったり、はたまた喫煙したりという動作がワイヤレスではない為外さないといけない状況になります。
なので会話しながら他の動作をすることが難しくなりました。
後は配線がごちゃごちゃしがちです。
アンプが増え、配線も増える為ゲームデスク周りが汚く見えてしまいます。
綺麗に配線出来る方なら逆に見せる配線に出来ると思いますが、僕みたいに配線下手には少し面倒なところではあります。
まとめ
PS4純正ワイヤレスヘッドセットの手軽さはありますが、『Astro A40 TR+MixAmp』を体験すればもう元に戻ることは出来ません。
それぐらい音質が素晴らしい。
臨場感がありすぎて久々にテロハントですら緊張しましたw
後実はこの商品MixAmpが本体であり、MixAmpで7.1chを実現しています。
なのでヘッドセットは自分好みのヘッドセットでもいいという優れものですね。
僕はA40+MixAmpをまだまだ愛用していきます!
設定により自分の好きな音質やモードを追求出来るので最高ですね。
PS4で7.1chが実現出来る数少ないモデルです。
臨場感のある7.1chサラウンドを是非体験してみてはいかがでしょうか?
MixAmpのみ興味がある方はこちら
コメントを残す